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 USBオーディオ(バランス出力タイプ)、パワーアンプ、ミキサーの複合器
 

  秋月で市販されているUSB-DAC基板を使用して、USBオーディオ信号やバランス入力信号を
  ミキシングしてスピーカーへ出力する複合器を5インベイケースにコンパクトに収めたものを製作します。

   



■用途
 1. ライン入力をバランス出力・スピーカー出力(音量調節あり)
 2. バランス入力をバランス出力・スピーカー出力(音量調節あり)
 3. USB入力をバランス出力・スピーカー出力(音量調節あり)
 4. ライン入力・バランス入力・USB入力をミキシングし、バランス出力・スピーカー出力
 5. ヘッドフォン出力(音量調節なし)


■必要なもの
 No 品 名 品番・型式   購入先 個数  備 考 
  1  バランス出力変換キット+14dB仕様  品番:300449+14  オービット  1  
  2  バランス入力変換キット-14dB仕様  品番:300448-14  オービット  1  
  3  電源変換キット  品番:300447  オービット  1  
  4  DC/DCコンバータ  品番:SUCW60515  オービット  1  
  5  ピンジャック(白)  パネル取付  市 販  1  
  6  ピンジャック(赤)  パネル取付  市 販  1  
  7  ネジ式スピーカー端子(赤)  パネル取付  市 販  2  
  8  ネジ式スピーカー端子(黒)  パネル取付  市 販  2  
  9  シールドケーブル      1m  
 10  バラ線 赤・黒・茶  AWG24  市 販 各1m   
 11  バラ線 白・緑  AWG26  市 販  各15cm  
 12  オーディオモジュール  M-02404  秋 月  1  
 13  5インチベイケース・シャーシ  品番:200194  オービット  1  
 14  5インチベイ・パネル  品番:300455  オービット  1  穴あけ改造あり
 15  5インチベイ・パネル  品番:300468  オービット  1  


■配線図

 主要部品のみ記載しています。
  


■製作手順

 1. バランス入力変換キット-14dB仕様(品番:300448-14)を組立します。

      



 2.. バランス出力変換キット+14dB仕様(品番:300449+14)組立します。

         

 3. 電源変換キット(品番:300447)をDC電源入力仕様で組立します。
   このときACアダプタから給電しますので、USBコネクタのVBUSラインのパターンカットをします。
   今回は、USBコネクタの足をニッパでカットしました。これは必須ですのでご注意ください。
   
   部品実装の裏面より見たもので、USBコネクタより秋月アンプへつなぐための
   D+,D-の信号ラインを引き出しています。。


 4. ボリューム基板の製作します。
   蛇の目基板で下記のように製作しました。
   




 5. 秋月オーディオモジュール(M-02404)の改造します。
   内容は、ボリューム基板からの入力、USBのD+,D-の入力、DC電源入力、スピーカー出力への改造です。

   下記は、ボリューム基板からの入力です。
    


   下記は、右からUSBのD+,D-の入力(白緑)、DC電源入力(赤黒)、
   スピーカー出力(赤黒2箇所)への改造です。
    


 6. パネルにピンジャック、ネジ式スピーカー端子の取り付け
  下の写真を参考にしてください。


 7. 各基板間を配線
  下の写真を参考にしてください。
   


 8. 音出し→完成




 デジタルオーディオの知識(1)

■USB Audio DATA■

PCから秋月のUSBオーディオアンプに流れているUSBのデータを、USBアナライザ確認してみると
以下のようになっています。
ちなみにUSBオーディオでは、通常PCM形式でデータが流れています。


USBアナライザ US-H200を使用してUSB Audio Streamを観測



・PCMで、量子化 16bit/サンプリンリング周波数 44.1kHzの場合

 1秒間の音は 16bit=2byte  44.1kHz=44,100Hz(1秒間での回数) 

ステレオの場合、2(byte)x44100(Hz)x2(2chステレオ)=176,400(byte)←(A)
で表現されます。

ここでUSBのデータストリームの転送されているバイト数に注目してみると

 176(byte)x9(トランザクション)+180(byte)【10ms】の周期で繰り返しをしています。

10msで176x9+180=1,764(byte)を転送しています。
1S=1000msで1,764x100=176,400(byte)になり、1秒間のステレオ表現の必要バイト数(A)と
合致していることが確認できました。





























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